こんにちは。会社員をしながらtripnoteライターとして行ったり来たりの世界一周を続けているいずみんです。お盆の時期に行った5泊8日の冬のニュージーランド女二人旅ですが、念願のテカポの星空について。
テカポまで来たなら申し込み必須のEarth&Skyのマウントジョン天文台星空ツアーに参加したのでそちらをまとめていこうと思います!これから申し込もうと思っている方、現地で言われた注意事項などについても書いていきますので、参考になれば嬉しいです!
なお、ニュージーランド5泊8日女子旅スケジュールはこちらをご参照ください。
【女子旅】冬のニュージーランド!星空満喫スケジュール5泊8日
Earth&Skyによるマウントジョン天文台星空ツアー
マウントジョン天文台とは
マウントジョン天文台(Mount John University Observatory)はテカポにある標高1,031mのマウントジョン頂上に造られた星空観測や研究に使用されている施設です。世界最南端の天文台でもあります。マウントジョンはお椀をひっくり返したような丸い形の山で、マウントジョン天文台で使われている機材の一部は名古屋大学から寄付されているそう💡
マウントジョンは、ニュージーランドの中で最も星空観測に適した場所として選ばれています。Earth&Skyでもらったパンフレットにはこんな風に書かれていました(原文)
“Mt John in Lake Tekapo was chosen as the best observatory site in New Zealand due to its high ratio of clear nights throughout the year and the stability and transparency of its atmosphere.”
テカポの晴天率は星空だけでなく、オーロラ観測にも適しているようですが、残念ながら今回はオーロラの観測まではできませんでした。クイーンズタウンやテカポはオーロラが見られる場所としても知られていますが、オーロラベルト下には位置していないため、カナダのイエローナイフや北欧諸国の観測地と比べるとレアです💡オーロラフォアキャストでチェックしていましたが、滞在した2日間のKp値は4にも満たず…涙
話が逸れましたが、星空はばっちり見れました!そしてEarth&Skyのマウントジョン天文台での星空ツアーは本当にめちゃくちゃ良かったです!
夜に行けるのはEarth&Skyのツアーのみ
マウントジョン天文台からの星空ツアーですが、実はEarth&Sky社にしか権利がありません。そのためマウントジョン天文台からの星空を見るにはEarth&Skyが行っているツアーに参加するしか方法がありません。マウントジョン頂上には日中は誰でも行くことができますが、夜になると山道が閉まり、Earth&Skyのスタッフやツアー客のみが入ることができます。
マウントジョン天文台では、研究のため常に星の観測を行っています。そのため、観測の妨害にならないよう行くことができるのはツアーに参加している人のみとなり、ツアー客にも注意事項や禁止事項がたくさんあります。
\海外オプショナルツアーはベルトラ/
マウントジョン天文台星空ツアーにおける注意点
一番の注意点は光の使用に制限があることです。マウントジョン天文台では白い光を発するものの使用が禁止されています。これは白い光が天文観測研究の邪魔になるため。白い光が入ることで正しく観測することができなくなり、研究に支障が生じます。
そのため、LCDスクリーン、カメラのフラッシュ、スマホ、蛍光およびライトが点滅するような靴の使用はツアー中は禁止です。なのでツアー中は基本的に真っ暗。ただし、Earth&Skyの文字が入った赤い光を発するライトをお土産に一人一つずつもらえるので、ツアー参加中はその赤いライトを使って足元を照らしながら進みました!
このマウントジョン天文台のある山は、うさぎが生息しており、うさぎがたくさん穴を掘っているので、注意深くすすまないとけっこう危ないです。昼間にマウントジョンに登っているときもうさぎを見ましたし、昼に見ると地面が穴だらけなことがわかります。なので、歩きやすいスニーカーなどで参加し、赤いライトでしっかり足元を確認しましょう!
安全上の理由により、マウントジョン天文台星空ツアーは8歳未満の子どもは参加することができません。代わりにEarth&Skyの別の星空ツアー(Cowan’s天文台星空ツアー)は参加できるようです。そして、すべてのツアーで禁煙となっています。
また、夜は冷え込むので暖かい服装で参加しましょう✨ツアー出発前のEarth&Skyオフィスでのオリエンテーション時に防寒具は貸してくれます◎
ツアーの良かったところ♪
このツアーの最大の魅力はなんといっても、自然の星空を使って、星や星座を教えてくれること!ツアーは日本人スタッフもおり、日本語で教えてくれます。レーザーポイントを使って、これがさそり座、南十字星…など解説してくれます!
また、一眼レフを持っている人はツアー参加中、プロが星空を撮ってくれます。私はミラーレス一眼だったので、預かってもらえませんでした😢頂上では、星空の元プロが集合写真を撮ってくれ、後日Earth&SkyのサイトやFacebookから写真をもらえますよ!

参加した日の集合写真
そして、星空解説を聞きながらスタッフの方がサービスでホットチョコレートをくれるので、ホットチョコレートを飲みながら星を眺める最高の時間を過ごせました♪
もしも天気が悪かったら?
テカポは晴天率のとても高い地域なのですが、星空は自然なので、どうしても天候が悪く綺麗に星が見えないこともありますよね。ツアー客は、ツアー出発前にEarth&Skyのオフィスに集合するのですが、そこでキャンセルにするか、参加するか、翌日にずらすかという選択をすることができます。
私が行った日も、あいにくの曇り空だったんですが、翌日のツアーが満席とのことで行くか行かないかどちらかでした。結局行くことにしましたが、行って大正解!マウントジョン天文台は山の上なので天気はすぐ変わります。着いたら天の川や南十字星が綺麗に見えていました♡
ただ、それでも天気が変わりやすい場所なので、ツアー参加中も雲がかかって見えなくなってしまうことが何度か…。そんな時は一旦星空解説を中断して、巨大望遠鏡の施設を見せてくれたり、星空の研究所の中にも入れてくれ、時間を無駄にしない努力がありました💡
スタッフが常に空をチェックしてくれているので、天気がまた回復して雲が晴れれば外で星空解説が再開されます!ツアー後半では、望遠鏡で火星や木星を見せてくれました。
Earth&Sky星空ツアー情報
こちらにEarth&Skyが運営する星空ツアー情報を記載しておきます。ツアー情報はEarth&Skyオフィスでもらった案内チラシより引用。
Mt John天文台星空ツアー(約2時間)
標高1,031mの世界最南端Mt.John天文台でみる星空ツアーです。天の川の中に光る南十字星やニセ十字星、大小マゼラン雲など、日本からは見ることのできない天体が輝きます。肉眼ツアーで星を探したあと、大型望遠鏡を使い南天の夜空に迫ります。天気の澄み切ったテカポの町でこぼれ落ちそうな満天の星空をお楽しみください。(一部ホテル送迎サービスあり)
料金:大人$150、子ども$85(8~17歳)
家族割引:大人2名子ども2名$450、大人2名子ども3名$480
Cowan’s天文台星空ツアー(約1時間15分)
テカポの町から車で7分ほどの所にCowan’s Observatoryという標高760mの湖を見下ろす小高い丘があります。人口の明かりの全く届かない丘の上には天体ドームと大きなクレーターが造られ、星との出会いの場となっています。ツアーでは南十字星やマゼラン雲など南天に見える星々を紹介したあと、望遠鏡を通して遠い宇宙の神秘に迫ります。日本からは見ることのできない南天の星空をお楽しみください。(ツアー設定のない日もあります)
料金:大人$95、子ども$55
家族割引$265
Earth&Sky場所確認と予約
Earth&Skyのツアー開始20分前までにオフィスにてチェックインが必要です。当日の出発時間を昼間の間に一度オフィスに行って確認すると良いです。
Earth&Skyのオフィスはテカポの駐車場に隣接した赤い文字で4と書かれているスーパーの隣にあります。倉庫みたいな小さい白い建物がEarth&Skyのオフィスでした💡
私が参加したMt.John天文台ツアーは宿泊するホテルによって、ホテルまで迎えにきてくれます。私が宿泊したのはThe Godley Hotelですが、迎えにきてくれました。昼にピックアップの時間を聞くと20:30でした。時期によって出発時間が変わるようです。
予約は下にあるメールや、サイトから申し込むことができます。またはトラベルコなどから検索してもマウントジョン天文台ツアーの予約ができますよ!Earth&Skyのサイトは日本語対応にもなっているので、下に記載したサイトは日本語で見ることができますよ!
Earth&Sky
🏠112,Lake Takapo
☎03-680-6960(日本からは+64 3 680 6960)
✉info@earthandsky.co.nz
さいごに
Earth&Skyによるマウントジョン天文台の星空ツアー、テカポまで来たら絶対に行ってください!!行かないともったいない!それぐらい、星を丁寧に教えてくれますし、サービスも良いですし。テカポの満天の星空を楽しむにはぜひ参加してみてください~✨
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